爆クラpresents
ツバメ・ノヴェレッテ
コトリンゴ×首藤康之×オーケストラで送る、新時代のダンス交響詩
コトリンゴの手による、「ツバメノヴェレッテ ~コトリンゴ×首藤康之×オーケストラで送る新時代のダンス交響詩」が、チケット発売になりました。公演は11月25日(土)18:00~@東京文化会館大ホールです。不肖、湯山はプロデューサーとMCを勤めております。
仕事柄、たくさんのCDが事務所に届く。コトリンゴの『ツバメ・ノヴェレッテ』もそのひとつで、聴いた途端に心を鷲づかみされた。その音楽は、ロマンチックの大波の中に、悲しさと希望の響きが充満。そして、ここが重要なのだが、名曲に不可欠の愛惜やヒューマニティーというものが色濃く存在している。幼いときに読みふけった童話の絵本には、美しさとともに残酷だったり、不条理の毒が潜んでいたが、このアルバムは、そんなツバメの「王国」だったのだ。
彼女はこれを、コンピューター打ち込みで創り上げていたわけだが、聴き込むたびに「このアルバムをリアルなオーケストラで、聴いてみたいよなあ」と本気で思っていた。
そんな夢が現実化したのは、一昨年の12月。「飛騨高山アートキャラバン“ ファンタジア!”」のプログラムの一つとして、『ツバメ・ノヴェレッテ』が、彼女自身の手でスコア化され、ダンス交響詩として、高山市民文化会館大ホールにてお披露目されることになったのだ。
ツバメ・ダンサー役には、モーリス・ベジャールなど一流の振付家に愛され、映画、演劇から歌舞伎まで、ジャンルを越えた活動を続ける首藤康之。男声のオペラユニットとして挑戦的な活動を続けるTHE LEGENDの選抜メンバーが物語に花を添える。そして、すべての土台となるオーケストラサウンドを、ヨーロッパの第一線で活躍する指揮者・阿部加奈子と、パシフィックフィルハーモニア東京が創り上げる。
ロック/ポップス畑には、フランス近代音楽を思わせる和声センス、プッチーニ並みのビビッドなメロディメイカーが少なからず存在する。そんな才能たちが生のオーケストラという「音響装置」を使って曲をつくってみたら、どんな世界が生まれるのか?
今回のコンサートは、そういった試みの第一段。映画『この世界の片隅に』の音楽で、数々の賞を総なめにしたコトリンゴの音楽世界は、今回、その可愛らしさ、少しの怪しさ、美しさを増幅させ、芳醇で魅力的な交響曲の響きとして立ち現れていく。
プロデューサー 湯山玲子
<日 程>
2023年11月25日(土)
18:00開演(17:00開場)
<会 場>
東京文化会館 大ホール
東京都台東区上野公園5-45
<プログラム>
[第1部]
カプリコーン協奏曲 作品21/サミュエル・バーバー
小管弦楽のための2つの小品より第1曲「春初めてのカッコウの声を聴いて」/フレデリック・ディーリアス
小組曲/クロード・ドビュッシー(アンリ・ビュッセル編)
※ 曲目・曲順は変更になる場合があります。
[第2部]
ツバメ・ノヴェレッテ/コトリンゴ
<出 演>
コトリンゴ、首藤康之、THE LEGEND(志村糧一/吉田知明/内田智一)
阿部加奈子、パシフィックフィルハーモニア東京、湯山玲子
<入場料>
S席 8,800円(税込)/A席 7,700円(税込)
※全席指定
※3歳未満のお子様は入場をお断りさせていただきます。
<チケット取り扱い>
<公演に関するお問合わせ>
ディスクガレージ
主催・制作:プロマックス/パシフィックフィルハーモニア東京
企画:爆クラ/ホウ71
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